家づくりでコンセプトは決めるべき?コンセプトを決める理由から決め方を解説

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「家づくりのコンセプトって決めるべき?」

「どうやって決めればいいの?」

家づくりを進めていく上で、取り入れたい要望が多くて悩んでいる方もいることでしょう。あれもこれもと採用してしまうと、まとまりがなくなってしまい、見た目も住み心地も悪い家になりかねません。

そのため、理想の家を実現するためにも、事前に家づくりのコンセプトを決めておくことが重要です。しかし、コンセプトの決め方がわからない方もいることでしょう。

そこで今回は、家づくりでコンセプトを決める理由から決め方を解説します。家づくりで後悔したくない人は、参考にしてください。

目次

家づくりでコンセプトを決める3つの理由

理想の家づくりを目指すなら、事前にコンセプトを決めておくことは重要です。

ここでは、家づくりでコンセプトを決める下記3つの理由を解説します。

コンセプトを決めて、理想のマイホームを実現させましょう。

統一感のある家づくりができる

コンセプトを決めることで、統一感のある家づくりができます。家づくりにおいて、外観・内装のデザインや取り入れたい設備など、多くの理想を抱いている方も多いことでしょう。

しかし、あれもこれもと希望を取り入れていると、当初のイメージとはかけ離れたまとまりのない住宅になってしまうこともあります。完成してみたら「思っていた家と違う…」なんてことにもなりかねません。

一方、事前にコンセプトを決めておけば、コンセプトに沿った理想を取り入れられ、統一感のある家づくりが行えるでしょう。

そのため、イメージ通りの住みやすい家が完成しやすいです。

住宅のイメージを共有できる

家づくりのコンセプトを決めることで、家族や住宅会社とイメージを共有できます。家づくりは、家族や営業担当・設計士などの住宅会社と協力して進めていくものです。

コンセプトがないと各々が別のイメージを元に進んでしまい、結果的に理想とは違う家が完成してしまうこともあるでしょう。コンセプトを共有することで、家づくりにおける軸が決まり、希望する家のイメージが固まります。

そのため、誰もが納得できる家が完成できるでしょう。

迷ったときの指標になる

コンセプトが決まっていると、迷ったときの指標にもなります。

家づくりには半年~1年以上の期間がかかるため、一度設計やデザインを決めたとしても、時間が経つにつれて他にもやりたいことが溢れてきてしまうものです。住宅会社へその都度部分的な変更を加えてしまうと、完成してみたらイメージと違う家になっていることもあります。

一方、事前にコンセプトを決めておくことで、迷いやブレがなくなり、溢れてくる要望の取捨選択が可能です。そのため、結果的に思い描いていた通りの理想の家づくりを実現できるでしょう。

家づくりのコンセプトを決める5つのステップ

家族が長く快適に暮らせる家を作るには、単にデザインや素材を選ぶだけでなく、理想の暮らしや家族のニーズに合ったコンセプトを明確にすることが求められます。

ここでは、家づくりのコンセプトを決めるための5つのステップをご紹介します。

まずは、最初のステップ『理想の暮らしを思い描く』について説明していきます。

理想の暮らしを思い描く

最初のステップは、家族全員がどのような暮らしを理想としているかを思い描くことです。家は単なる生活の場ではなく、家族の価値観やライフスタイルを反映する重要な場所です。

例えば、家族が集まりやすい広々としたリビングを求めるのか、プライバシーを重視した個別の部屋を望むのかなど、具体的なシーンを想像しながら理想の暮らしを描いてみましょう。

現状の問題点を挙げる

次に、現在の住まいにおける問題点を挙げていきます。今の住環境に対する不満や改善点を洗い出すことで、家づくりの課題が見えてきます。

例えば、収納スペースが足りない、光が入らない部屋がある、動線が悪いなど、具体的な問題点をリストアップし、それらを解消するためにどうするべきかを考えるようにしましょう。

家に求める要望を書き出す

次に、家に対する要望を具体的に書き出しましょう。

家族一人ひとりの意見を取り入れながら、広いキッチンや明るいリビング、テレワークがしやすいスペースなど、具体的な機能や特徴をリスト化していきます。

このステップでは、夢や希望に基づいたアイデアを自由に出すことが大切です。

優先順位を決める

家づくりには予算や土地の制約があるため、すべての要望を実現するのは難しいこともあります。そのため、家族全員で意見を出し合った上で、要望に優先順位をつけることが重要です。

例えば、子供が小さいうちは安全性を重視した設計にするか、将来的に家族が増えることを考えてスペースにゆとりを持たせるかなど、今後のライフステージも考慮しながら判断していくとよいでしょう。

好みのデザインやテイストを見つける

最後に、好みに合ったデザインやテイストを見つけましょう。

シンプルモダンやナチュラル、ブルックリンスタイルなど、住宅のデザインには様々なスタイルがありますが、家族の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

デザインや素材選びを進める際には、統一感を意識しながら選ぶことで、家全体にバランスの取れた雰囲気が生まれます。

家づくりにおけるコンセプトの決め方

ここからは、家づくりにおけるコンセプトの決め方として下記を解説します。

コンセプトを考える際は、みんなが納得する家づくりにするためにも、家族と話し合いながら決めてください。

現状の問題点を挙げる

まずは、現状の住まいにおける問題点を挙げてみましょう。家づくりにおける失敗例として、建てた後に必要な部屋や設備に気づくことがあります。

現状の住まいに対する不満を整理することで、問題解決がしやすくなり、満足度の高い家になるでしょう。

よくある住まいの問題点は、下記のようなものです。

  • 導線が悪く家事に時間がかかる
  • 収納スペースが少なく、モノが溢れている
  • 部屋に窓が少なくて部屋が暗い

上記のような問題点から考えると、改善したい内容が明確になってくるでしょう。

家に求める要望を書き出す

現状の不満を書き出せたら、次は家に求める要望を書き出してみましょう。要望を考える際は、設備ではなく暮らしに着目することをおすすめします。

例えば「最新の全館空調を取り入れたい」「土間収納がほしい」など、設備に関する要望を挙げてしまうと、構造や予算的に実現できない場合もあります。

一方「家全体の温度を均一に保ちたい」「常に玄関をきれいに保ちたい」など、暮らしに関する要望であれば、住宅会社が予算に合うアイディアを提案してくれるでしょう。

上記のことから、暮らしに着目して家に求める要望を書き出してみてください。

優先順位を決める

現状の住まいにおける問題点と要望を書き出したら、その中から優先順位を決めましょう。希望を全部取り入れるのは、予算的に難しい場合がほとんどです。

また、コンセプトをより明確にするためにも、絶対に譲れないポイントを見極めておきましょう。優先順位の高いものから、家づくりにおけるコンセプトが見えてきます。

住宅デザインのコンセプト例

中には、住宅のデザインを重視したい方もいることでしょう。

デザインのコンセプトは、どんな雰囲気の家に住みたいのかを考えると決めやすいです。

ここからは、住宅デザインのコンセプト例として下記を紹介します。

デザインのコンセプトを決める際の、参考にしてください。

シンプルモダン

シンプルモダンは、どんな風景にもなじみやすいデザインです。長く暮らす家だからこそ、飽きのこないことも重要な要素となるでしょう。

シンプルモダンはスッキリとしたデザインが特徴で、何年経っても色褪せない普遍的な魅力があります。

あえて窓を少なく設計したり、屋根をなくして直線的な外観をデザインしたりなど、シンプルな中にもオリジナリティのある工夫を楽しめるデザインといえるでしょう。

ナチュラル

ナチュラルは、木目など暖かみを感じさせる素材を活用したデザインです。

天井や床・柱などに木目をプラスすることで、素材本来のぬくもりが生きる空間となります。

派手な柄や色は使わずに、ホワイト・ベージュ・グリーンなど淡い色のトーンでまとめると、柔らかくて優しい印象を与えてくれるでしょう。

リビングにちょっとした小上がりや畳スペースをプラスすれば、空間の雰囲気を壊すことなく、リラックスできる空間に仕上げられます。

ブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルは、ニューヨークにあるブルックリン地区をイメージしたテイストのデザインです。

全体的にダークで大人な雰囲気が楽しめます。

不均一な色味のアンティークレンガやコンクリート・古材などでヴィンテージ感を演出すれば、おしゃれで個性的な空間となるでしょう。

家具には、インダストリアルな照明やレザー・エイジング加工済みのモノなどを採用すれば、より雰囲気を演出できます。

和モダン

和モダンは、日本の伝統的な和風デザインと現代的なモダンデザインを融合させたスタイル。

自然素材やシンプルなライン、落ち着いた色調を取り入れることで、落ち着きと洗練を感じさせる空間を作り出します。

たとえば、畳や障子を使った伝統的な和の要素を取り入れつつ、シンプルな家具や直線的なデザインを組み合わせることで、古き良き日本の風情を残しながらも現代的なライフスタイルにマッチする家づくりが可能です。

和モダンは、自然との調和を大切にし、心地よい静寂を感じる空間を好む方におすすめのデザインスタイルです。

北欧スタイル

北欧スタイルは、シンプルで機能的なデザインと温かみのある素材が特徴。

北欧スタイルは、寒冷な気候で快適に過ごすために、自然光を最大限に取り入れた明るい空間づくりが重視される住宅様式です。

ホワイトやライトグレーを基調にし、木材やウール、リネンなどの天然素材を使った家具やインテリアで、温かみのある居心地の良い雰囲気を演出します。北欧スタイルは、自然と共に過ごし、心地よさを重視した暮らしを求める方に人気のあるデザインです。

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出典元:ブラザー不動産
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項目概要
会社名ブラザー不動産株式会社
会社住所愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号(ブラザー工業本社ビル内)
創業年数1968年4月
公式サイトhttps://www.brother-bre-freestyle.com/

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ユーザーの歩幅・目線に寄り添った提案をしてくれるため、家づくりに関する悩みを一緒になって解決してくれるでしょう。そのため、不安を感じることなく、あなたにとって納得できる家が実現できます。

また、名古屋市に根差して50年以上の実績をもとに、土地探しから注文住宅の建築までをトータルサポートしてくれるのも嬉しいポイントです。

災害時も安心して暮らせる強さと、夏は涼しくて冬は暖かい快適さの2つを兼ね備えた家を提供しているため、充実した暮らしが実現できるでしょう。

また、以下の記事ではブラザー不動産の口コミや評判、施工事例を詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。

まとめ

今回は、家づくりでコンセプトを決める理由から決め方を解説しました。

家づくりにおけるコンセプトを決めておくことで、後悔のない理想的な家が実現できるでしょう。家づくりにおけるコンセプトの決め方は下記のとおりです。

  • 現状の問題点を挙げる
  • 家に求める要望を書き出す
  • 優先順位を決める

コンセプトを決める際は、みんなが納得する家づくりにするためにも、家族と話し合いながら決めるといいでしょう。今回解説した内容を参考に、あなただけのコンセプトを決めてください。

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