【丸わかり】自然素材の家のメリット・デメリット!種類や注意点を解説

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自然素材の家

注文住宅を建てる際、自然素材を家に採用するか悩む方も多いでしょう。自然素材の家とは、自然由来の素材を積極的に取り入れた住まいのことを指します。

特に、無垢床や漆喰、珪藻土などは、独特の風合いと機能性を兼ね備えていることから、人気があります。

そこで本記事では、自然素材のメリットやデメリット、注意点を解説します。あわせて種類も解説するため、どの自然素材を取り入れるのか検討してみてください。

さらに、以下の記事では当メディア厳選の注文住宅会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみるとよいでしょう。

目次

自然素材の家のメリット3選

自然素材を採用した家のメリットは以下の3つです。

  1. 健康的な住環境を目指せる
  2. 快適な室内環境で過ごせる
  3. 経年変化を楽しめる

それぞれ解説するため、家づくりの参考にしてください。

1.健康的な住環境を目指せる

自然素材の家は、化学物質を含む建材を使用した一般的な住宅と比較して、身体への負担が軽減されるのが特徴です。

過去に、集成材やビニールクロスを貼るための接着剤に化学物質が含まれており、シックハウス症候群を引き起こしたことがありました。現在では、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発散量が一定以上になる材料に対し、使用面積が制限されています。

現在では、アレルギーの放出量は少なくなっているものの、自然素材を採用することで、アレルギー原因物質の放出を減らすことが可能です。特に喘息やアトピー、アレルギーなどの症状がある方や、肌が弱い方、小さな子どもがいる家庭にとって、優しい住環境を実現できます。

また、自然素材は調湿効果に優れたものが多いため、室内の湿度を適切に保ちやすいのもメリットです。カビやダニの発生を防げるため、より健康的な環境を目指せます。

2.快適な室内環境で過ごせる

自然素材を家に活用することで、四季を通じて快適な室内環境を実現可能です。無垢材の床は冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる優れた断熱性を持ち、季節を問わず心地よい肌ざわりを得られます。

さらに、天然の木材は、空気中の湿度が高いときは水分を吸湿し、乾燥しているときは放出するといった特性を持っています。自然な調湿機能により、梅雨時期のジメジメした不快感や冬場の乾燥から家族を守り、年間を通して快適な湿度環境を保ちやすいのも魅力です。

3.経年変化を楽しめる

自然素材は、時間の経過とともに味わいが増す『経年変化』を楽しめます。一般的な住宅では、経年劣化として価値が下がっていく一方で、自然素材の家では魅力が増していくのが特徴です。

無垢材の床や天井は、年を重ねるごとに色合いに深みが増し、独特の風合いが生まれます。新築時には得られない、豊かな表情が徐々に現れていくのは自然素材ならではの美しさです。漆喰や珪藻土なども、年月とともに変化していく様子を楽しめます。

表情豊かな自然素材を採用することで、経年変化により、さらに愛着が増すでしょう。

自然素材の家のデメリット3選

自然素材を使用した家のデメリットは以下の3つが挙げられます。

  1. コストが割高になりやすい
  2. メンテナンスが欠かせない
  3. 傷がつきやすい

メリットだけでなく、デメリットも把握したうえで、採用するか決めましょう。

1.コストが割高になりやすい

自然素材は一般的な建材と比べて、建築費用が高額になる傾向があります。多くの注文住宅会社では、自然素材は標準仕様ではなくオプション扱いとなり、追加料金が発生するためです。

家づくりの費用を最小限に抑えたい方は、コストの増加が懸念点となるでしょう。予算やライフスタイルに合わせて、自然素材の使用範囲や種類を慎重に選ぶことが大切です。

家族が長時間過ごすリビングへの採用を優先的に検討するなど、コストとのバランスを取った計画を行いましょう。

2.メンテナンスが欠かせない

自然素材の品質を長期間保つためには、こまめなお手入れが欠かせません。無垢材の保護と見た目の維持のためにも、フローリングには定期的なワックスがけが必要です。

ワックスがけは以下の手順で行います。

  1. 掃除
  2. マスキング
  3. ワックス塗布
  4. ふき取り
  5. 乾燥

家具がある場合には移動させる手間もかかります。難しい作業ではないものの、自然素材の美観を保つために、手間を惜しまない気持ちが大切です。

3.傷がつきやすい

自然素材の家は、人工材と比較して傷や汚れがつきやすいのがデメリットです。自然素材は柔らかく、繊細な性質があるため、日常生活で傷がつきやすくなります。

無垢床は、家具の移動や落下によって容易に傷がつくため、小さな子どもがいる家庭では、おもちゃの落下などで複数個所で傷が目立つかもしれません。また、湿度の変化によって膨張や収縮が起こるため、反りや割れが生じる可能性に注意が必要です。

漆喰や珪藻土も、水溶性の汚れがつくと跡が残りやすい特徴があります。汚れがつくとお手入れが難しいことを念頭に置いておきましょう。

傷や汚れも自然素材ならではの経年変化と捉え、楽しむ気持ちが必要です。

自然素材の家に使われる種類と特徴

家づくりで使われる自然素材には、以下のようなさまざまな種類を採用でき、それぞれ特徴があります。

自然素材主に使用される場所特徴
無垢材床・天井木の本来の質感を楽しめる木によって色・形・節などが異なる木の種類によって特徴が変わる
漆喰経年変化が少ない職人の手仕事で塗るため工期が長くなる
珪藻土吸湿性能に優れている乾燥による収縮で隙間ができる可能性がある
和紙天井・壁・ふすま・扉インテリアのアクセントとして使われる脱臭・保湿効果がある
天然リノリウム耐火性に優れている静電気が発生しない油のような特有の香りがする

それぞれの素材にメリット・デメリットがあるため、注文住宅会社と相談しながら決めましょう。

自然素材の家の2つの注意点

自然素材の家を採用する場合には、以下の2つの注意点があります。

  1. 扱いが難しい
  2. 適切なメンテナンスが必要

それぞれ解説するため、事前に把握してください。

1.扱いが難しい

自然素材は施工が簡単ではなく、熟練の技術を持った職人による施工が必要です。素材の特性を理解し、適切に扱える経験豊富な職人の存在が、仕上がりの品質を大きく左右します。

自然素材を扱った実績が豊富な工務店や職人を選ぶことが重要です。経験の浅い業者が施工すると、素材の特性を活かしきれなかったり、将来的に不具合が生じたりする可能性があります。

自然素材の家づくりを検討する際は、注文住宅会社の実績や職人の技術力を確認しましょう。施工事例や口コミなども参考にしながら、信頼できるパートナーを慎重に選ぶことが、家づくりで後悔しないコツです。

2.適切なメンテナンスが必要

自然素材の家を長く美しく保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。自然素材は人工材と比べて、定期的なケアが必要となるケースが多くあります。

自然素材の家を検討する際は、使用する素材の特性とメンテナンス方法を理解し、無理なく継続できるか考慮することが大切です。適切なケアができれば、自然素材の持つ機能性を最大限に活かし、長く快適な住まいを実現できるでしょう。

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出典:ブラザー不動産
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自然素材を使用した施工事例

無垢床のアフゼリア材やチーク材を使った住宅です。肌ざわりや風合いを楽しめる床材は、年月とともに深みが増していくでしょう。木の温かみを感じられる、落ち着いた雰囲気の住まいです。

まとめ

本記事では自然素材の家のメリット・デメリット・注意点を解説しました。

自然素材は人工材と比べて、化学物質の使用を抑えられるため、健康的に過ごせます。さらに、肌ざわりや見た目が美しいのも魅力です。ただし、コストが上がりやすく、定期的なメンテナンスが必要になるなどのデメリットもあります。

自然素材を採用するかは、メリット・デメリットを総合的に判断しましょう。後悔しない家づくりのために、採用する素材は慎重に判断するのがおすすめです。

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