ツーバイフォー工法のメリット4選!デメリットや在来工法との違いも解説

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耐震性に優れた注文住宅にしたい際に候補に挙がるのがツーバイフォー工法でしょう。こちらの工法はアメリカやカナダの多くの木造住宅で採用されている工法です。

近年の日本でも採用数が増えてきている工法であり、耐震性の高さは東日本大震災や熊本地震などで実証されています。本記事ではそんなツーバイフォー工法のメリット・デメリット、在来工法との違いについて詳しく解説していきます。これから家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、以下の記事では当メディア厳選の注文住宅会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。

目次

ツーバイフォー工法とは?

ツーバイフォー工法は床や壁などの面で建物を支える構造です。2インチ×4インチの規格材を組み合わせて枠組みを作り、金具や金物で一体化をして六面体を形成します。

2インチ×4インチの規格材をよく使用するため、ツーバイフォー工法と呼ばれています。ツーバイフォー工法は別名として木造枠組壁工法とも呼ばれることを覚えておきましょう。

ツーバイフォー工法と在来工法の違い

ツーバイフォー工法と在来工法はつくり方に大きな違いがあります。

上記の工法は6面体を形成して家づくりをします。一方、在来工法は柱を立てて梁を水平にかけて斜め材を入れて構造体をつくる工法です。

面をつくっていくのがツーバイフォー工法で、点と線で組み立てていくのが在来工法と覚えておくと良いでしょう。ツーバイフォー工法と在来工法どちらも構造体には木を使用しますが、全く違う建て方になることを把握しておくとベストです。

ツーバイフォー工法とツーバイシックス工法の違いとは

ツーバイフォー工法とツーバイシックス工法の違いは厚みです。

ツーバイフォー工法によく使用される2×4材の厚みは89mmなのに対してツーバイシックス工法でよく使用される2×6材の厚みは140mmになります。

規格材の厚みがあると断熱材の厚みを増すことができ、耐震性能も高くなるのが特徴と言えるでしょう。

ツーバイフォー工法のメリット4選

ツーバイフォー工法のメリットは以下の4つが挙げられます。

ツーバイフォー工法のメリットを把握して、自分が建てる注文住宅に適した工法なのかを判断してみてください。

耐震性・耐風性に優れている

ツーバイフォー工法は剛性の高い床と壁を組んで6面体を作るため、地震の縦揺れや横揺れに強いです。

地震の揺れを建物全体で受け止めて分散させられます。東日本大震災や熊本地震などの大地震でも、ツーバイフォー工法の住宅は被害が少なかったという実績があります。

また、風による揺れにも強く、台風や突風などで家が崩壊・倒壊する可能性は低いです。自然災害の多い日本で被害を最小限にできる工法のひとつといえるでしょう。

気密性・断熱性に優れている

ツーバイフォー工法の6面体構造は気密性が高く、断熱性に優れています。6面体構造は在来工法に比べて隙間が生まれにくく、建物全体を断熱材で覆うことが可能です。

ツーバイフォー工法の住宅は外の暑さや寒さが室内に伝わりにくいため、室内の温度も外気に左右されることがないことから1年を通して快適に過ごせます。

エアコンを稼働せずとも快適な空間になりやすく、電気代も削減できるのが魅力です。

耐火性に優れている

ツーバイフォー工法で建てた住宅は断熱材にグラスウール、壁の内側に石膏ボードを使用するため、家自体が燃えにくくなります。

空気の流れを遮断する作りになり、火災が発生した際の燃え広がりを防止。火災の発生を抑えられる特徴があるため、省令準耐火構造に認められやすく、火災保険の費用を抑えられるのもポイントです。

耐久性に優れている

ツーバイフォー工法は壁の中に断熱材が敷き詰められるため、結露の発生を抑制してくれます。結露が発生しにくくなると木材の劣化やカビの繁殖を防げるため、家を長持ちさせる面でも効力を発揮するでしょう。

また、ツーバイフォー工法では含水率19%以下の規格材を使用します。湿度が高い日本において十分な湿気対策ができるのも特徴です。

家を長持ちさせるために重要な結露と湿気の対策ができるため、耐久性にも優れています。

ツーバイフォー工法のデメリット2選

ツーバイフォー工法のデメリットは以下2つが挙げられます。

ツーバイフォー工法を採用して家づくりをするかは、デメリットそれぞれを考慮して決めましょう。

間取りの自由度が制限される

ツーバイフォー工法は在来工法よりも間取りの自由度が制限されます。構造計算上、壁の位置や窓の数などをあらかじめ考慮しなければいけないためです。

ツーバイフォー工法でも施工会社によってはある程度自由な間取りにできるケースもあるため、設計段階で住宅メーカーの担当者と話し合っておくことが重要です。

また、ツーバイフォー工法は6面体構造の箱型になるため、正方形や長方形などの土地でないと施工が難しいのも難点です。

狭小地や三角形の土地だとツーバイフォー工法の形がはまらない可能性があります。土地選びは形も考慮しながら選ぶようにしましょう。

開口部を大きく取れない

ツーバイフォー工法は窓や玄関などの開口部を広く取れないケースが多いです。壁で建物を支えている構造のため、窓や玄関を広くしすぎると構造計算が狂う可能性があります。

リビングの一部を全面窓にしたり、車椅子が出入りしやすいように玄関を広くするデザインにしたい場合は注意が必要です。事前に住宅メーカーとの打ち合わせで、どこまで開口部を広くできるか相談してみてください。

耐震性の高い注文住宅を建てるならブラザー不動産株式会社がおすすめ

出典元:ブラザー不動産
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項目概要
会社名ブラザー不動産株式会社
会社住所愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号(ブラザー工業本社ビル内)
創業年数1968年4月
公式サイトhttps://www.brother-bre-freestyle.com/

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ブラザー不動産株式会社はテクノストラクチャー工法を用いて家づくりをしています。テクノストラクチャー工法は木と鉄を組み合わせた耐震住宅工法です。

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まとめ

ツーバイフォー工法は6面体構造で、壁と床で建物全体を支える構造です。耐震性や耐久性に優れており、安心して長く暮らせます。

気密性や断熱性も高く、1年を通して快適に過ごすことが可能です。ただし、間取りの制限が生まれやすく、コストを抑えることが難しい工法でもあります。

デメリットを考慮した上で、ツーバイフォー工法にするかを決める必要があります。この記事を参考にして、理想の家が実現できる工法を選んでみてください。

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