「在来軸組工法ってよく聞くけど、どんな工法なの?」
「在来軸組工法ってどんなメリット・デメリットがあるの?」
注文住宅を検討している際によく目にするのが在来軸組工法という用語でしょう。
上記の工法は日本で昔から採用されてきた家の構造のつくり方です。在来軸組工法で家づくりをすると自由な設計がしやすく好きな業者を選べるなど多くのメリットがあります。
しかし、在来軸組工法で家づくりをするのにもデメリットがあります。そこで本記事では、在来軸組工法のメリット・デメリットと在来軸組工法が向いている人はどんな人かを解説します。
在来軸組工法を詳しく知って、自分に最適な工法選びをするためにも、この記事をチェックしてみるといいでしょう。
また、以下の記事では当メディア厳選の注文住宅会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。
在来軸組工法とは?
在来軸組工法は日本で古くから採用されてきた住宅工法です。
コンクリートの基礎に柱を立てて、柱と水平方向に梁を組み合わせて骨組みを作ります。骨組みを作ったら筋交いと呼ばれる斜めの部材を配置し、屋根を張って壁を取り付けて建築します。
在来軸組工法は耐震性や耐風性に劣ると言われていますが、現在は筋交いや構造用合板などの補強をしているため、耐震性や耐風性が低いわけではありません。
在来軸組工法のメリット5つ
在来軸組工法で家づくりをするメリットは以下の5つです。
それぞれのメリットを把握して、在来軸組工法の魅力を知りましょう。
自由な間取りが実現できる
在来軸組工法で家づくりをすると、希望の間取りやデザインを実現できます。柱と梁を組み合わせるのが基本の構造となるため、間取りの制限が生まれにくいのが特徴です。
ただし、耐震性や耐久性に影響を及ぼす可能性がある特殊な間取りやデザインの場合は、住宅メーカーに相談する必要があります。
理想の家を忠実に再現したい場合は、在来軸組工法での家づくりが最適です。
リフォームやリノベーションがしやすい
在来軸組工法はリフォームやリノベーションがしやすいのも魅力のひとつです。お子さんが成長して家の間取りの変更が必要になった際、1つの部屋を2つにしたりと自在に変更できます。
また、リノベーションで増改築や減築もできるため、家族の成長や環境の変化などに柔軟に対応できます。
在来軸組工法はリフォームやリノベーションがしやすいため、構造体に問題がなければ大規模な工事で住宅性能を向上させられるのがポイントです。
開放感のある空間を作れる
在来軸組工法はツーバイフォー工法と異なり、開口部を広く取ったり増やしたりして開放感のある空間を作れます。在来軸組工法は柱と梁の構造がしっかりしていれば、窓を増やしたり大きくしたりすることが可能です。
2階建て以上の場合は、リビングに吹き抜けを採用して開放感のある空間にもできます。開放感のある空間を作れるのは在来軸組工法の大きな魅力です。
好きな施工業者を選べる
在来軸組工法で家づくりができる住宅メーカーは多いため、好きな施工業者を選べます。多くの住宅メーカーを比較できれば、理想の家を実現できる最適な1社を選べるでしょう。
ツーバイフォー工法やツーバイシックス工法、SE工法などは施工できる業者が限られているため、選べる選択肢が少ないです。住宅メーカーの比較をしたい方は、在来軸組工法での家づくりを第一に考えるといいでしょう。
さまざまな敷地の形状に対応できる
柱と梁の組み合わせで建てる在来軸組工法は、狭小地や三角形の土地などさまざまな形状の土地に対応が可能です。
土地の制限が少ないため、特殊な土地に注文住宅を検討している方に合っている工法といえます。ただし、耐震性や耐久性の問題があるため、事前に住宅メーカーに土地の形を相談しておきましょう。
在来軸組工法のデメリット4つ
在来軸組工法で家づくりをするデメリットは以下の4つが挙げられます。
在来軸組工法で家づくりを依頼した後に後悔しないためにも、デメリットを把握しておきましょう。
他の工法と比べて耐震性に劣る
在来軸組工法はツーバイフォー工法やツーバイシックス工法、SE工法などと比べて、耐震性に劣ります。
在来軸組工法の耐震性が低いわけではなく、他の工法が耐震性に優れているという認識が正しいと言えるでしょう。ただし、在来軸組工法でもテクノストラクチャーを採用すれば耐震性に優れた家づくりができます。
在来軸組工法での家づくりでも耐震性を高める方法は数多くあるため、住宅メーカーに相談してみてください。
工期が長くなりやすい
在来軸組工法は自由度が高いため、工期が長くなりやすいです。ツーバイフォー工法やツーバイシックス工法は工場で生産された規格材を使用することから、工期が短く済みます。
しかし、在来軸組工法は現場で加工や微調整を行うため、施工に時間がかかるケースが多いです。デザインや間取りにこだわって在来軸組工法で家づくりをする場合は、工期が長くなることを考慮しておきましょう。
品質に差が出やすい
在来軸組工法は施工業者によって仕上がりの品質に差が出やすいです。施工業者の経験値や職人の技量によって低品質の仕上がりになる可能性があります。
ただし、最近ではテクノストラクチャーのような在来軸組工法をベースとした最先端の工法で家づくりが可能です。最先端の技術で家づくりをすると品質の差が生まれにくく、納得のいく注文住宅を立てられます。
施工業者を選ぶ際は、実績や施工マニュアルがあるかなどをチェックしてみてください。
費用が高くなる可能性がある
工期が長くなりやすい在来軸組工法は、職人の人件費がかさみ建築コストが高くなる可能性があります。天候によって建築が遅れることも考えられ、賃貸物件に一時的に住む場合は注意が必要です。
トータル面での費用が高くなる可能性があることを必ず考慮しておきましょう。
在来軸組工法に向いている人
在来軸組工法は注文住宅のデザインや間取りにこだわりたい人に向いています。デザインや間取りの自由度が高い在来軸組工法であれば、理想の家づくりができる可能性が高いです。
特に窓の数を多くしたり大きな窓を採用したい場合に有効な工法でしょう。また、お子さんがいる家庭でお子さんの成長とともに間取りを変更したい方にもぴったりです。
将来的に間取りの変更や大規模なリノベーションを検討している方も在来軸組工法を検討してみてください。
在来軸組工法で注文住宅を建てるならブラザー不動産株式会社がおすすめ
項目 | 概要 |
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会社名 | ブラザー不動産株式会社 |
会社住所 | 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号(ブラザー工業本社ビル内) |
創業年数 | 1968年4月 |
公式サイト | https://www.brother-bre-freestyle.com/ |
名古屋で在来軸組工法を用いた注文住宅を建てるならブラザー不動産株式会社がおすすめです。ブラザー不動産株式会社は在来軸組工法をベースにしたテクノストラクチャーで家づくりをしています。
テクノストラクチャーは在来軸組工法と同じ柱と梁の組み合わせで建築していきますが、木と鉄を組み合わせるのが特徴です。木と鉄を組み合わせることで、耐震性が高くなり高気密・高断熱の家が実現できます。
ブラザー不動産株式会社の注文住宅は耐震等級3や長期優良住宅、ZEHを標準仕様としており、安心・安全で1年を通して快適に過ごせる家づくりができます。
手厚い住宅保証やアフターサービスもあるため、万が一トラブルが発生しても安心です。耐震性の高い在来軸組工法で家づくりをしたい方は、ブラザー不動産株式会社に相談してみてください。
また、以下の記事ではブラザー不動産の口コミや評判、施工事例を詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。
まとめ
在来軸組工法は日本の伝統的な工法で、現在建っている戸建て住宅の多くが採用しています。間取りの自由度が高く、特殊な敷地にも採用できるなどメリットが多いです。
しかし、耐震性や気密性、断熱性はツーバイフォー工法やツーバイシックス工法などと比べて劣ります。
最近では在来軸組工法をベースとした最先端の工法も増えてきているため、耐震性や気密性、断熱性に優れた家を同じ工法で実現できます。
住宅メーカーを選ぶ際は、どのような工法を採用しているのか必ずチェックしましょう。この記事を参考にして、在来軸組工法での家づくりを検討してみてください。