テクノストラクチャーEXと従来の耐震構造を徹底比較!おすすめの住宅会社も紹介

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近年、ますます深刻化する地震の被害。

大切な家族と住む家は、地震に強い構造であることが条件になりつつあります。今回紹介する『テクノストラクチャーEX』は、従来の耐震構造と比較しても耐震性が高いです。

しかし、従来の耐震構造にもメリットはあります。そこで今回は、画期的な耐震構造『テクノストラクチャーEX』と従来の耐震構造を徹底比較します。それぞれのメリットとデメリットをわかりやすく解説し、記事の後半では自分にあった耐震構造の選び方も紹介します。

これからリフォームや住宅注文を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

テクノストラクチャーEXとは

テクノストラクチャーEXは、パナソニックが開発した高強度・高靭性の耐震フレームです。従来の耐震構造をさらに進化させ、地震の揺れを効率的に吸収し、建物全体に分散させることで、倒壊を防ぎます。

主な特徴は以下の3つです。

順番に解説していきます。

耐震性能が高い

テクノストラクチャーEXの耐震性能の高さは特徴のひとつです。震度7の巨大地震を想定した独自のシミュレーションを行い、建物の構造を設計しています。

従来の耐震構造では想定しづらい、繰り返し発生する巨大地震にも耐えられる強さを誇ります。テクノストラクチャーEXには、地震の揺れを吸収する制震ダンパーが搭載されています。

制震ダンパーは、建物の揺れを吸収し、建物へのダメージを軽減します。そのため、テクノストラクチャーEXは、耐震性能が高いです。

自由度の高い設計

テクノストラクチャーEXは、高い耐震性能と自由度の高い設計を両立した耐震フレームです。従来の耐震構造では難しかった、開放的なリビングや吹き抜けなど、さまざまな空間を実現できます。

自由度が高いということは、ライフスタイルに合わせた自由な間取り設計が可能です。また、個性的な外観や内装を実現できます。狭小地や変形地にも対応できる可能性が高いため、場所を選ばず理想的な住まいを実現できるでしょう。

従来の耐震構造とは異なり、自由度の高い設計とデザイン性の高さが魅力的です。

施工の確実性

テクノストラクチャーEXは、パナソニックの細かな品質管理基準に基づいて、施工されます。熟練した技術者が施工を担当し、高品質な住宅を提供します。パナソニックが出した商品のため、社内での検証含め、高い品質と安全性を確保した上で施工することが可能です。

高品質な住宅を建てたい方、安心安全な施工を希望している方にとってもおすすめできます。また、施工後のアフターサービスも充実しているため、長期的な保証がついている点も嬉しいポイントです。

テクノストラクチャーEXのメリット

ここからはテクノストラクチャーEXのメリットを紹介していきます。具体的には以下の4つです。

順番に解説していきます。

圧倒的な耐震性

テクノストラクチャーEXは、震度7クラスの巨大地震にも耐えられる強さを誇ります。

これは、建物の強度を部位ごとに精密に計算し、地震の揺れを吸収する制震ダンパーを搭載することで実現されています。

地震はいつ起こるか分かりません。テクノストラクチャーEXなら、地震による倒壊リスクを大幅に低減し、家族の命を守ることができます。

耐火性

テクノストラクチャーEXは、地震だけでなく火災や台風にも強い構造です。火災に強い構造材を使用し、台風による強風にも耐えられるよう設計されています。

テクノストラクチャーEXは、火災発生時の被害を最小限に抑えるために、以下のような工夫がされています。

  • 柱や梁など主要な構造材に、火に強い木材や鉄骨を使用
  • 壁や床に不燃材料を使用し、火の燃え広がりを抑える
  • 建物内部を防火区画に分け、火災の拡大を防ぐ

これらの工夫により、火災発生時の延焼時間を延ばし、避難時間を確保することができます。

自由度の高い設計

テクノストラクチャーEXは、柱や梁を必要最小限に抑えることで、広い空間を実現できます。開放的なリビングや吹き抜けなど、理想の空間を設計することができます。

もちろん家族構成やライフスタイルに合わせて、自由な間取り設計が可能です。趣味の部屋やワークスペースなど、自分たちの個性やニーズに合わせた空間を作ることができます。

高い耐震性能により、デザインの自由度も向上します。個性的な外観や内装など、自分たちの理想の家を実現できます。

施工の確実性

テクノストラクチャーEXは、パナソニックの技術力と品質管理体制に基づいて施工されます。経験豊富な施工会社が、お客様の理想を形にします。

パナソニックは、長年の住宅建設実績と高い技術力に基づいて、テクノストラクチャーEXの施工を行っています。厳格な品質管理体制のもと、高品質な住宅を提供します。

施工をする際は、パナソニックの厳しい基準を満たした経験豊富な施工会社が行います。また、施工後のアフターサービスも充実しています。定期点検やメンテナンスなど、住まいの安心をサポートします。

テクノストラクチャーEXのデメリット

ここからはテクノストラクチャーEXのデメリットを紹介していきます。具体的には以下の3つです。

順番に解説していきます。

建築コストがかかる

テクノストラクチャーEXは、高い耐震性能や自由度の高い設計など、多くのメリットを持つ耐震フレームです。しかし、その一方で建築コストがかかるというデメリットもあります。

高い耐震性能を実現するために、高強度な材料を使用しています。そのため、従来の耐震構造よりも建築コストが高くなります。また、高い技術力が必要な複雑な施工が求められます。そのため、施工費が高くなる場合があります。

テクノストラクチャーEXは、比較的新しい技術であるため、導入事例が少ない点も否めません。そのため、施工会社によっては、施工経験不足によるコスト増加が考えられます。

施工業者が限られる

テクノストラクチャーEXは、高い技術力が必要な複雑な施工が求められるため、施工できる業者が限られる可能性が高いです。

特に主要都市から離れたエリアでは、テクノストラクチャーEXを施工できる業者が少なく、選択肢が限られる場合があります。テクノストラクチャーEXの性能を最大限に引き出すためには、施工業者の選定が重要です。経験豊富な施工会社を選び、施工内容をしっかりと確認しましょう。

テクノストラクチャーEX以外の選択肢もぜひ検討してみてください。

デザインの幅が利かない

テクノストラクチャーEXは、高い耐震性能を実現するために、構造計算に基づいた設計が求められます。そのため、デザインの自由度が制限される場合があります。

設計の自由度が高いとはいえ、テクノストラクチャーEXの性能を引き出す設計を最低ラインとしなければ、採用する意味がなくなります。例えば、複雑な形状や大きな開口部は、構造計算上難しいため、採用できない場合があります。

希望のデザインを実現するためには、意匠設計と構造計算を両立させる必要があります。そのため、設計段階での調整が重要です。

従来の耐震構造のメリット

ここからは従来の耐震構造のメリットを紹介していきます。具体的には以下の3つです。

順番に解説していきます。

建築コストがそこまでかからない

従来の耐震構造は、長年の実績があり、建築コストを抑えられるというメリットがあります。

また、広く普及している木材、鉄筋コンクリート、鉄骨造など、様々な材料と工法を用いることができます。そのため、それぞれの地域の特性や予算に合わせた最適な材料と工法を選択することが可能です。

建築コストを抑えたい方にとっては、従来の耐震構造は魅力的な選択肢となります。

施工業者が多い

従来の耐震構造は、多くの施工業者が対応できるため、選択肢が広くなります。また、地元の工務店など、信頼できる施工業者を選びやすくなります。

地元工務店は、地域の気候や地盤に精通しており、最適な材料や工法を提案することができます。また、アフターサービスも充実しているため、安心です。従来の耐震構造は、長年の実績があるため、経験豊富な施工業者を選ぶことができます。

経験豊富な施工業者は、高品質な施工を実現するだけでなく、トラブル発生時の対応も迅速です。

デザインの幅が利きやすい

従来の耐震構造は、テクノストラクチャーEXと比べて構造計算の制約が少なく、自由度の高い設計が可能です。複雑な形状や大きな開口部など、個性的なデザインを実現することができます。

構造計算に縛られないため、建築家や設計者の意匠設計の幅が広がります。施主の希望に沿った、独創的で魅力的な空間を創造することができます。

様々な素材や色彩を用いることができるため、木材、鉄筋コンクリート、鉄骨造など、構造体だけでなく、外壁、内装、家具など、あらゆる要素においてデザインの自由度を発揮できます。

従来の耐震構造のデメリット

ここからは従来の耐震構造のデメリットを紹介していきます。具体的には以下の3つです。

順番に解説していきます。

耐震性が低い可能性がある

従来の耐震構造は、長年の実績があり、建築コストを抑えられるというメリットがある一方で、耐震性が低い可能性があるというデメリットがあります。

現在の建築基準よりも古い基準に基づいて設計されている場合があります。そのため、現在の基準で求められる耐震性能を満たしていない可能性があります。

また、従来の耐震構造の建物は、耐震診断を行い、必要に応じて耐震改修を行う必要があります。耐震改修には費用がかかるため、経済的な負担となります。

長期的な安全性

建物の構造部材は、時間の経過とともに劣化します。木材の腐朽、鉄筋コンクリートの鉄筋腐食、鋼材の疲労など、部材の劣化は耐震性能の低下を招きます。

また、建物の老朽化も考えられます。老朽化による耐震性能の低下は、地震発生時の倒壊リスクを高めるため、注意が必要です。

また、建築基準法は、時代のニーズに合わせて定期的に改定されます。従来の耐震構造は、現在の基準よりも厳しい基準で建てられた建物と比べて、耐震性能が低い可能性があります。

設計の自由度が利かない

従来の耐震構造は、安全性確保のために厳格な構造計算に基づいて設計する必要があります。そのため、複雑な形状や大きな開口部など、意匠設計の自由度が制限される場合があります。

構造計算に縛られるため、建築家や設計者のデザインの選択肢が限定されます。個性的なデザインや斬新な空間を実現することが難しくなる可能性があります。

従来の耐震構造であっても、工夫や技術によってある程度の設計自由度を確保することは可能です。しかし、それには専門知識や経験が必要となるので、施工会社を選ぶ際は注意しましょう。

耐震性の高い家づくりを依頼するならブラザー不動産がおすすめ

出典元:ブラザー不動産
スクロールできます
項目概要
会社名ブラザー不動産 MIDORI STUDIO(緑営業所)
会社住所愛知県名古屋市緑区神の倉四丁目198番地
創業年数1968年4月
公式サイトhttps://www.brother-bre-freestyle.com/

ブラザー不動産は、愛知県の名古屋市を中心に注文住宅やリフォーム等の依頼を受けている会社です。名古屋市で50年以上家を建て続けてきた実績や繋がりを活かし、お客様の要望に合わせた土地で家づくりの提案ができます。

ブラザー不動産では、どの建築工法でも構造計算を実施し、耐震等級は最高レベルの3を取得しています。そのため、安心安全な住まいを建てたい方にピッタリな会社です。

また、テクノストラクチャー工法にも対応しているため、木造建築で耐震等級を下げることなく大空間を実現できます。依頼者のイメージや予算に合わせて木造や鉄筋造など、さまざまな住宅工法で耐震等級3を実現できるため、多様なニーズに応えられるでしょう。

まとめ

ここまでテクノストラクチャーEXについて紹介していきました。テクノストラクチャーEXは、従来の耐震構造の倍以上の耐震性能を誇る、高性能な耐震構造です。地震の揺れを吸収する制震性能も備えており、建物のダメージを軽減します。さらに、台風や積雪にも強い高耐久性と、間取りやデザインの自由度が高い点も魅力です。

しかし、紹介したようにデメリットも存在します。自分にピッタリな耐震構造を見つけるために、予算や家族構成、エリア、デザイン、将来のライフプランも考えて、検討してみてください。

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